皆さんは虫歯ができると、痛くなる・歯に穴があくと思っていませんか?
虫歯にはいくつかの段階・症状があります。
例えば、甘いものを食べると痛む。
冷たいものでしみる。
歯が欠けていてそこの部分が黒くなっている
など・・・
このような症状があれば虫歯を疑います。
しかし、中には虫歯があっても痛みがないこと、穴があいていないこともあります。
今までにこのような虫歯が見つかった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
このような虫歯はどうやって調べたらわかるのかをお話しします。
調べる方法は写真です。
特に子供の虫歯の場合、見た目では分からない隣接面(歯と歯の間)の虫歯がわかります。
現在歯の変化を光で測定し、虫歯の有無を調べる機械もありますが、その機械で白い詰め物(CR充填)をしたことがある場所を調べると、間違って虫歯だと反応したり、光の角度によって反応しなかったりする場合があります。
その為、皆様にも見て確認して頂ける写真が一番の方法です。
写真の目的の一つは現状を把握することです。
中には前回まで何も問題がなかったところに、急に虫歯が見つかることもあります。
そのような場合でも定期的に写真を撮っておくことで、以前と変化があるかどうか調べることができます。
変化を調べ虫歯が大きくなっていればもちろん治療が必要です。
しかし初期の虫歯はあるが変化は見られない場合、フッ素などリスクコントロールによって虫歯の進行を抑え、経過を見る場合もあります。
写真=虫歯の大きさを確認するものというだけでなく、あやしい箇所に虫歯が隠れていないか、現状の把握として定期的に写真を撮ることをおすすめします。
彩都歯科クリニック